カナダ理学療法士への道

カナダでphysiotherapist(理学療法士)として働くまでの道のりを記録します。

現在の状況

いろいろバタバタしていてなかなか記事の更新できてませんでした。

 

現在の状況を簡単に説明すると、まずカナダの理学療法士国家試験を受ける資格があるかどうかの審査(Credentialing)をCAPR (the Canadian Alliance of Physiotherapy Regulators) という国家試験の管轄などをしている団体に依頼して結果待ちのという状況です。

www.alliancept.org

 

同じ学校で同じ年に卒業した人が既に審査を受けている場合は前例あり(Precedent files)ということで短期間で結果が出るんですが、まぁ日本人の場合この審査を受ける人自体かなり少ないと思うのでほぼほぼ前例なし(Non-precident files)として3ヶ月前後結果発表を待つ必要があります。

私の場合2018年2月後半から必要な書類を集め始めたのですが色々手間取って(また記事にします)結局全ての書類が集まって審査が開始したのは6月末。当時は前例なしの場合約10週間後に結果が出るとのことでした(所要期間は日々変化していきます。CAPRサイトにて確認可能)

www.alliancept.org

 

という訳で9月末には結果が出るはずなのですが、1つ自分がまだ満たしていない条件があります。

それは多くの人にとって高い壁になるであろう語学力。いくつかあるオプションの中から私はIELTSを選んだのですが、その理由は以前ビザの関係でIELTS Generalを受けたことがあるからです。と言っても今回必要なのはIELTS Academic(Overall7.0以上)でWritingとReadingはGeneralと異なるのですがSpeakingとListeningは同じで勉強しやすいと思ったからです。

というものの今年4月に初めて受けたIELTSではL7.5、R7.0、S5.5、W5.5、Overall6.5と典型的なアウトプット苦手なタイプの点数で目標達成ならず。とりあえず8月、9月に1回ずつ受けてどちらかでクリアできたらと思っています。

 

 

もう一つ同時進行なのが大学院入学準備です。

初めはオーストラリアのPerthにあるCurtin UniversityのMaster of Clinical Physiotherapyというプログラムに興味を持ち応募したことろ無事条件付き合格がもらえました。

”条件付き” というのはここでもやはり壁になるのが語学力です。CAPRの審査に必要なOverall7.0に加えてさらに各セクションで7.0以上が必要というなかなか厳しい条件です。

あとは海外留学には付き物である高額な授業料。1年間のプログラムで約300万円でしたが運良く大学から奨学金がもらえるとのことで授業料25% OFF、それでも約225万円。そこから更に生活費などかかってくるので経済的な負担も大きいです。

 

せっかく良い条件で入学できそうだったのですが、私の場合最終的な目標は ”カナダで理学療法士として働くこと” 。そのためにはやはりその国の学校に行くのが1番じゃないかと考え始めました。

 

そこでカナダの大学院を色々探していると以前住んでいたバンクーバーにあるUBC(University of British Columbia)に面白いプログラムがあるのを見つけ、そちらに進路変更することにしました。やはり将来的に住む国の学校を出ることでその国の文化を学べるだけでなく仕事を得るにあたって必要なコネクションや更には卒後もらえるワークパーミットなどメリットはたくさんあります。

 

ただまた問題になるのが語学力。なんと自分の興味のあるプログラムを受けるためにはIELTS(Academic)でOverall7.5、各セクション7.0以上という更に高い数字が要求されます。

一見相当難しそうなのですが私の場合既にReading7.0、Listening7.5をとっており、その2セクションで合計15を取ってWritingとSpeakingで7.0ずつ取ればOverall7.5でクリアできる計算となります(4セクションの合計が29で平均7.25→Overall7.5)。

 

高い壁ではありますが目標を達成するためにはやるしかありません。

根気強く頑張ります。